痙攣

1999-01-01 00:00 by kcrt

 

痙攣

  • てんかん重積状態 (status spilepticus): 発作がある程度の長さ以上に続くか、または、短い発作でも反復し、その間の意識の回復がないもの
  1. 血糖測定
    • 低血糖がある場合: 10% Tz 1mL/kgを緩徐に静注
  2. 第1段階: 以下のいずれかを投与
    • ロラゼパム(ロラピタ) 0.05mg/kg (最大 4mg)を2mg/min.を目安に緩徐に静注、必要に応じて同量を追加投与
      • 10kgで0.25mL/dose、必要時同量追加
    • ミダゾラム(ミダフレッサ or ミダゾラム/ドルミカム 1mg/mL溶解) 0.1-0.3mg/kg
    • ジアゼパム(ホリゾン) 0.3-0.5mg/kg
      • ホリゾン: 10mg/2mL, 10kgで0.6-1.0mL
    • ジアゼパム(ホリゾン) 0.2-0.5mg/kg 注腸
      • ホリゾン: 10mg/2mL, 10kgで0.4-1.0mL
    • ミダゾラム(ドルミカム) 0.5% 原液 0.3mg/kg 鼻腔・口腔内・筋注
      • ドルミカム原液: 10mg/2mL, 10kgで0.6mL
  3. 第2段階
  4. 第2.5段階
    • フェノバルビタール(ノーベルバール) 15-20mg/kg/dose, 10分かけて
    • チオペンタール(ラボナール) 2-5mg/kg/dose 緩徐に静注
    • チアミラール(イソゾール) 2-5mg/kg/dose 緩徐に静注
  5. その他の選択肢
    • 胃腸炎関連痙攣: カルバマゼピン 5mg/kg/dose
    • 新生児〜乳児の痙攣で治療抵抗性: VB6(ピドキサール) 100mg/dose
  • ロラゼパム(ロラピタ)の承認用量は 0.05mg/kg(最大4mg)を2mg/分を目安に緩徐に静注、必要に応じて0.05mg/kgを追加投与。
  • 抗てんかん薬参照

無熱性けいれん

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