痙攣
- てんかん重積状態 (status spilepticus): 発作がある程度の長さ以上に続くか、または、短い発作でも反復し、その間の意識の回復がないもの
- 血糖測定
- 低血糖がある場合: 10% Tz 1mL/kgを緩徐に静注
- 第1段階: 以下のいずれかを投与
- ロラゼパム(ロラピタ) 0.05mg/kg (最大
4mg)を2mg/min.を目安に緩徐に静注、必要に応じて同量を追加投与
- 10kgで0.25mL/dose、必要時同量追加
- ミダゾラム(ミダフレッサ or ミダゾラム/ドルミカム 1mg/mL溶解) 0.1-0.3mg/kg
- ジアゼパム(ホリゾン) 0.3-0.5mg/kg
- ホリゾン: 10mg/2mL, 10kgで0.6-1.0mL
- ジアゼパム(ホリゾン) 0.2-0.5mg/kg 注腸
- ホリゾン: 10mg/2mL, 10kgで0.4-1.0mL
- ミダゾラム(ドルミカム) 0.5% 原液 0.3mg/kg 鼻腔・口腔内・筋注
- ドルミカム原液: 10mg/2mL, 10kgで0.6mL
- ロラゼパム(ロラピタ) 0.05mg/kg (最大
4mg)を2mg/min.を目安に緩徐に静注、必要に応じて同量を追加投与
- 第2段階
- 第2.5段階
- フェノバルビタール(ノーベルバール) 15-20mg/kg/dose, 10分かけて
- チオペンタール(ラボナール) 2-5mg/kg/dose 緩徐に静注
- チアミラール(イソゾール) 2-5mg/kg/dose 緩徐に静注
- その他の選択肢
- 胃腸炎関連痙攣: カルバマゼピン 5mg/kg/dose
- 新生児〜乳児の痙攣で治療抵抗性: VB6(ピドキサール) 100mg/dose
- ロラゼパム(ロラピタ)の承認用量は 0.05mg/kg(最大4mg)を2mg/分を目安に緩徐に静注、必要に応じて0.05mg/kgを追加投与。
- 抗てんかん薬参照
無熱性けいれん
- 抗てんかん薬のホスフェニトインを参照