fdp_d-dimer

1999-01-01 00:00 by kcrt

 

FDP, D-Dimer

  • 参考: http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02952_07
  • フィブリン・フィブリノゲンは線溶酵素プラスミン(Pl)によって分解される。
  • α2-プラスミンインヒビター(α2PI)が、XIIIaの作用によってプラスミンに強く結合して、プラスミンによる分解から守る。
  • また、フィブリノゲンを分解しないよう、血中でもプラスミンを失活してPIC(プラスミンプラスミンインヒビターコンプレックス)となることで代謝される。
  • 安定化される前のフィブリンやフィブリノゲンがプラスミンによる分解を受けてもDモノマーしか生成されない。
  • Dダイマーを検出すると生体内で凝固と線溶の両方が起きている。
  • FDPはD-Dimerのみではなく、一次線溶も反映する。
  • FDPが高値を呈しているのにDダイマーが基準範囲内という病態は,一次線溶のみが起きていることを意味する。

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