クロスミキシングテスト
- 参考: http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02948_08
- ループスアンチコアグラントの存在を考える場合は、APTTではなくカオリン凝固時間(KCT)を使用する方が感度がよい。
- APTTの試薬にはリン脂質が含まれており感度が低下する
- PT, APTTの延長の理由が、因子欠乏による物か、インヒビターの出現によるものかを調べる検査
- 患者血漿と正常血漿を混ぜ合わせる
- 単純な因子欠乏→正常血漿が少量加わるだけで凝固時間が劇的に改善 (図の1)
- インヒビター→患者血漿が少量加わるだけで凝固時間が劇的に伸びる (しばらくして阻害される2のパターンとすぐに阻害される3のパターンがある)