hbv

1999-01-01 00:00 by kcrt

 

B型肝炎

HBc 抗原

ウィルスのコア部分。通常検査しない。

HBe 抗原

ウィルスのコア部分。HBcと違い血中に出てくるため、測定するのはこちら。 HBe抗原(+)であれば高い感染性を持つ

HBs 抗原

ウィルスのコアを覆っている殻部分。 HBe抗体が陽性になるとHBe抗原(-)となってしまうため、感染性の評価はHBs抗原で行う。

HBe 抗体

抗体出現時はウィルス量が減ってきていることを意味する。 HBe抗体(+)となっていれば、HBe抗原が存在していてもHBe抗原(-)となり得る。

HBs 抗体

中和抗体。HBs抗体(+)なら免疫有り。 HBs抗体(+), HBc抗体(-)ならワクチンによる免疫を意味する。 陰性化しても感染予防に働くという意見もあるが、日本では再接種が事実上の標準となっている。

HBc-IgM

病初期もしくは増悪期に出現。 初感染から3~12ヶ月間、一過性に高力価で出現。 HBVキャリアの急性増悪では低力価に出現。

HBc 抗体

感染の比較的早期から生涯にわたって持続。 既往感染を含めた感染歴のチェックに。 CLIA法 ≧10.0で持続感染疑い。

参考:http://d.hatena.ne.jp/kisaragi5/20120603#1338681235

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