オシレーション

1999-01-01 00:00 by kcrt

 

オシレーション

モストグラフ

  • MostGraph (チェスト社)は、強制オシレーション法を用いて、安静換気時の呼吸抵抗(Respiratory system resistance; Rrs)と、呼吸リアクタンス(Respiratory system reactance; Xrs)を測定する方法

  • Rrsは気道径を、Xrsは肺の硬さ軟らかさを反映する
  • 5Hzの時のRrs(R5), 20HzのRrs(R20), R5-R20が用いられる
    • 奥がR5, 手前がR20
  • R5-R20は周波数依存性 = 末梢気道の異常(不均等換気)を反映する。
    • 必ずしも末梢気道抵抗ではない
  • リアクタンスでは5HzのXrs(X5), 共振周波数(Fres), X5からFresまでの低周波数面積(low frequency area; ALX)が用いられる
  • R5が3を超えてたら喘息が疑わしい

Impulse Oscillation System (IOS)

  • 参考: http://www.fukuda-sangyo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2014/03/ios_j_setsumeishiryo_v81.pdf

  • Master Screen IOS (Jaeger社)
  • スピーカーから5-35Hzの音響信号を気道内に与え、その際に生じる圧と流速を検出。
  • それにより、周波数毎の粘性抵抗(R)とリアクタンス(X)を算出する。
  • 5Hzのインパルスは、中枢から末梢気道へと到達する。R5は全気道抵抗を反映する。
    • R5: 150%以上は異常
  • 20Hzのインパルスは減弱し、末梢に到達せず、R20 (20Hzの粘性抵抗)は中枢気道抵抗を反映する
    • R20: 150%以上は異常
  • Z5: 呼吸抵抗
  • X5: 末梢容量リアクタンス 予測値より0.15以上小さいと異常 過膨脹・拘束など肺の収縮に抵抗があると低値

At your own risk!

この文章に掲載されている内容は、個人のメモとして過去に作成された物であり、内容に関して保証はありません。

Sorry, private only...

このページの内容は、個人のメモとして利用するために作成された物で、一般に対して公開しているものではありません。また、記載についてアップデートされているとは限らず、現状にそぐわない古い情報が含まれている可能性があります。
それでも見る...