好塩基球活性化試験
ヒスタミン遊離試験 (HRT; histamine release test)
- 商用検査法あり(アラポート HRT; SRLなど)
- 1アレルゲン測定の場合、EDTA全血 1.2mL, 1アレルゲン増すごとに0.2 mL追加
- ヒスタミン有利率(%) = {1 - (検体存在下のヒスタミン遊離 - 自発遊離) / (非検体存在下のヒスタミン遊離 - 自発遊離)} x 100
- 20%以上を陽性とする。
- 濃度別のヒスタミン遊離率をグラフ化し波形により判断する。
- ポジティブコントロールは抗IgE抗体(架橋させる)
たとえば、卵白のAは10000ng/ml、Bは830 ng/ml、Cは70 ng/ml、Dは 6ng/ml、Eは0.5ng/ml
CD203c発現量測定
- CD203cは好塩基球の定常状態において低レベルで発現しており、活性化に伴い細胞表面上の発現量が増える
- アレルゲン刺激でCD203cの発現量がどれくらい増えるかを測定する。